タクシー会社選び方 その2【給与関係】編


タクシー会社選び2タクシーをはじめる
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タクシー会社の選び方のパート2です。
今回も他のサイトで書かれていることとはちょっと違った、完全オリジナルな記事です!

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給与関係について

 

今日はいちばん大事な給与のことをお話しします。
完全歩合制で働くことになるかと思いますので、しっかり把握しておきたいですね。

歩率(ぶりつ)

いちばん気にする箇所だと思います。

タクシーはほとんどの乗務員は完全歩合制で働いているので、ひと月の自分の売上(営業収入)から手数料など控除(ない会社もあります)した金額が、給与対象営業収入となります。

この給与対象営業収入の何%かが自分の給与となります。

何%の部分が歩率と呼ばれていて、だいたい50~60%に収まる会社がほとんどです。

給与の金額を上げるためには、歩率がいい会社を選ぶことが重要ですが、同時に乗務員が負担しないといけないカード手数料などのパーセントが少ないもしくはゼロの会社を選ぶことが良いとされています。

と、どのサイトを見ても書かれていますが、、、

自分が調べた範囲では、

歩率が良い会社は、乗務員負担の手数料が高い

乗務員負担の手数料が低いor無い会社は、歩率が悪い

たぶんこのどちらかになります。

つまり実質大差はない事と言えます。

なので家から近いかどうかとか、、他の条件などと併せて最終判断したほうが良いと思います。

しかし、歩率がそれほど悪くなくて(55%以上)、カード・電子マネーの手数料負担が少ないor無い会社があれば、それが一番良いのかもしれません。

どんどんキャッシュレス化は進んでいますし、減ることはないと思います。

つまりキャッシュカード、交通系、ID、クイックペイなどの利用はどんどん増えるでしょうし、新たな決済サービスも増えていくと思います。
そうなれば、乗務員の決済手数料負担が増える一方です。

ここで例としてふたつの条件で給与額(額面)を計算してみます。

※実際はいろいろな細かい手当とかあって複雑なのでこの通りではないと思います。

共通条件
1乗務当たりの営業収入は税込みで50,000円とします
ひと月の出番(出勤数)は12とします

例)会社A

歩率60%(今回足切りはクリアできているとします)
乗務員負担の手数料高い(クレジットカードや電子マネーなど5%負担)
※仮に控除される手数料は1乗務当たり1500円とします。

50,000(一日の営業収入)-4,000(消費税)-1,500(手数料控除)

=44,500(給与対象営業収入)✕12(出勤数)

=534,000(一ヶ月の給与対象営業収入の合計)✕0.6(歩率)

320,400(一ヶ月の給与総支給額)

 

例)会社B

歩率56%(今回足切りはクリアできているとします)
乗務員負担の手数料なし

50,000(一日の営業収入)-4,000(消費税)-0(手数料控除)

=46.000(給与対象営業収入)✕12(出勤数)

=552,000(一ヶ月の給与対象営業収入の合計)✕0.56(歩率)

309,120(一ヶ月の給与総支給額)

 

という結果でした。

1万円以上の差はありますが、将来的なキャッシュレス化のさらなる浸透を考えると、「会社B」を選ぶのもアリだと思います。

この業界では交通費は出ないのが普通なので、「会社B」がもし家から徒歩・自転車通勤圏内なら、自分は「会社B」を選ぶ可能性が高いと思います。(他の労働条件にも依りますが)

「足切りなし」「歩率頭打ちなし」とは?

通常は足切りの金額が決まっていて、そのラインを上回れば58%とか60%とかの歩率になりますが、言い換えれば足切り金額を超えている売上65万円の人も、100万円の人も同じ歩率ということになります。

会社に依っては足切り金額がなく、月の給与対象営業収入の金額ごとに細かく歩率が決められている場合があります。

例えば、60万は54.5%で、62万は54.6%で、、みたいになっています。

つまり、足切り設定はなく、たくさん稼げば歩率もどんどん上がっていくことになります。

ただし、言い換えれば一般的なくらいの稼ぎで、足切りを下回ることはない人なら正直あまり歩率が良いわけでもないかもしれません

足切り金額

歩率と関わってくるのが足切り金額の問題です。

タクシードライバー未経験の場合は、自分が一体どれくらい稼げるのか全くわからないので、足切りを気にすることが多いです。

足切りとは例えば、ひと月の営業収入が540,000円以上(一乗務当たり平均45,000円以上)稼がないと、歩率が50%に下がってしまう。といった売上が低い人に対するペナルティ的な制度です。

たぶん、足切り金額設定はどの会社でもあると思います。
もちろん足切り金額は低いに越したことはありません。

しかし普通にそれなりにまじめにやっていれば、基本的にクリアできるものなので経験を積んでくれば気にならなくなる部分です。

なので足切り金額を最重要ポイントとして会社選びはするべきでは無いと思います。

カードや電子マネー等の手数料控除

クレジットカードイメージ

支払いでお客さんがキャッシュカードや交通系、IDやクイックペイなどの電子マネーを使った場合の決済手数料を乗務員が負担しなければいけないというものです。

なんとも不条理感があふれる制度ですが、高い会社だと5%超えるところもあります。

2万円の支払いだと1000円も会社に自腹で収めることになります。

1000円あったら良い昼食が食べられます、、、

2~3%の会社もありますし、乗務員負担がない会社もあります。

上記の歩率との関係がありますが、今後のキャッシュレス化の浸透を考えると負担は少ないほうが当然良いと思います。

最近は急速にQRコード決済が広まっています。
これもやはり手数料負担の対象になる会社も多いと思います。
ますますキャッシュレス化は進んでいくことでしょう。
カード以外だと、クレジット会社が発行しているクレジットチケットを使用時にも乗務員が負担させられる会社もあります。

チケットは高額運賃になる場合が多いのでこれも地味に痛いですね。
ちなみに、テレビ局が出しているタクシー券は手数料は取られません。

その他の控除項目

会社によっては他にも天引きする手数料とか利用料的なものがある場合があります。

毎月制服代が引かれたり、、

黒タクシー(黒タク、黒塗り、黒車などと呼びます)は一乗務あたり●00円払えとか、、

無線利用料として一乗務あたり数百円払えとか、、

燃料費一部負担とか、、、

なにかしらこういうものはあることが多いです。

面接時に「他になにか控除されるような手数料とか利用料はありますか?」と聞いたほうが良いでしょう。

給与保障の有無と期間

未経験でタクシードライバーになる場合は、給与保障をしている会社を選ぶことをオススメします。

良い条件なら6ヶ月間は36万保障とか、1年間30万とかあります。
とりあえず長い期間、高い金額ほど安心材料になると思います。

他にもいろいろと心配事やストレスもあるかと思うので、金銭面だけでも気が楽なのはありがたいものです。ちゃんと飛び立てるように、長い滑走路があるイメージですね。

滑走路イメージ

給与保障なしという会社は個人的にはオススメしません。

未経験でもあっという間に保障額以上稼いでしまう人もいますが、保障額以上稼いだらその分はもちろん上乗せで支給されますからとりあえず保障があったほうが無難ですよ。

タクシー求人・転職サイトを活用しよう

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最後まで読んでいただきありがとうございます。

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